当時、たまたまチケットをもらったので観に行きました。トレインスポッティングに出てる人だよなぁと思いながらぼんやり観ていましたが、どんどんユアンの魅力に惹かれていきました。ユアン・マクレガーを好きになるきっかけになった映画です。 イギリスの炭鉱町になんのゆかりも思い入れもないのになぜか懐かしい気持ちになる街並み、音楽、ストーリー。病院の前で演奏するシーンがとても好きです。 人生で大好きな映画ベスト3に入ります。

何度観て何度泣いてきたか！ ダニーボーイの曲のシーンが一番好きです。炭鉱のれきしを知り、あのヘッドライトの灯りの深い意味を知ることができますよう観た日から、人生が変わる。自分の生き方を必ずみつめなおし、一歩を踏み出すことができる珠玉の名作です。

今頃気づきましたが病に倒れたリーダーの代理役が『ダウントン邸のカーソンさん』でした。この映画の中では「けっこうおちゃめ」だと思います。『ダウントン・アビー』を見ていない人には、「何のこっちゃ」な話ですみません＾＾；　ノリノリな指揮者姿を映画館で再度！！！

同じ時期に制作された「フルモンティ」とテーマ（不景気と失業）がかぶっていて混同されることが多いですが、こちらは炭鉱夫さんたちのブラスバンド部のお話です。ユアン・マクレガーは３・４番手位の役ですが、麻薬もやらず、フォースも操らない、「普通のイギリス人の若者」を演じています。そこが逆に新鮮で、彼が演じた役柄の中で一番好きです。モデルとなった炭鉱ブラスバンド楽団の演奏をバックにもう一度、音響自慢の映画館で見たいです！