『原作は好きだけど……』『円盤を持ってるからなぁ』とためらっている方に一言。 　「映画　抱かれたい男１位に脅されています。」は、原作第６巻を下敷きにしてはいるものの、原作にはない（というか、コミックスを読み進めてきた方なら周知の東谷くんの「想い」について）多くの演出が加えられています。　 　『映画を観ることで、より深く「だかいち」にハマった』と口にする方もたくさんいるので、是非、原作派の方にもご覧いただきたいです。 　円盤で鑑賞しただけでも、スペインの風景の素晴らしさ、生き生きと動き回るちゅんたか・脇を固めるセレスさんやアントニオの魅力、想いを込めて踊る高人さんの「覚悟」、高人さんに語りかけながら東谷くんが流した涙の美しさは、十分に味わえます。 　それでもやはり、映画館という「映画だけに集中できる空間」で、大スクリーンと豊かな音響に没入できる機会は、是非とも体験していただきたいと思います。 　また、同じように『だかいち』を愛する方々を目にし、あるいはお話をすることで、さらに『だかいち』の奥深い引力に気付くことにもなると思います。 　「高人さんバースデーに再上映を」を合言葉に、共に投票を続けていただけたら幸いです(｡ｰ人ｰ｡)