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ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声 を映画館で観たいワケ

  • rikorikoriko rikorikoriko
  • 「ボーイソプラノただ一つの歌声」は2014年に公開されました。 私は公開当時観に行きそこないました。あとでディスクで観たのですが凄く感動しました。 さて、ストーリー。 主人公はシングルマザーの母の荒れた生活に心悩ませています。そのせいか学校でも反抗的な行動で周囲から浮いていました。 しかし、校長が彼の美声に目を付けます。世界でも有名な合唱団を招いて、おまけに彼の入団面接をセッティングするのですが…。彼は急な事でその場から逃げ出してしまいます。 そして家に帰ると母が交通事故死亡という知らせを受けるのでした。 母の葬式で、彼は父親がいることを知りますが。父は家庭があり彼の存在を隠したいのです。心配した校長は例の世界的に有名な合唱団のある学校が寄宿制であり彼には才能がある話をします。紆余曲折して彼は学校に入りますが、彼の反抗は更にエスカレートしてしまいますが…。 そこで、彼は合唱団の素晴らしい歌声にも魅了されるのでした。 「僕に音符の読み方を教えてくれないか?」 とクラスメートに頼みます。 「じゃ、僕には何の見返りがある?」 と言われます。 父からの援助でお金はあるんですよ。二人で隠れながらピザを頬張りながら必死で一から音楽の勉強をしていきます。 このシーンが可愛いんですよ。 さて、当然の如く彼は頭角を現し周囲の教師生徒は驚愕していきます。 ダスティ•ホフマン演じる講師が冷たい態度を取りながらも段々と彼と関わってゆく姿は素敵で、このストーリーのネックだと思います。 そして、クライマックス。 世界的に有名な講演の前にダスティ•ホフマンは合唱団の彼らに話をします。 「君らの歌声は、 いつか消える。 テノールに転向して もいいし、 歯医者になると いう事も出来る。」 凄いコト言いますよね。 ボーイソプラノって 神様がくれた 一瞬の歌声なんですよね。 かなり昔のウィーン少年合唱団を舞台の「野ばら」と比べられてますが、あちらはヨーロッパですし、可憐な尼さんと少年を軸にしていますからねぇ。 これは、舞台がアメリカなので少年合唱団の話ですけど「野ばら」より色々とワイルド感が楽しめますよ。 何より、主人公が好みでした。 ワンパクで知能犯なんですがデリケート、魅了されますね。 何より可愛いです! 大きなスクリーンで是非観たいです。

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