亀梨さん、アイドルオーラは消してます。ホラー苦手な自分は心臓バクバクで着席し、芸人を推すオタクにクスッ

ちょっと怖い系かな、と思われる方もいらっしゃるかもですが、そのある種人間ではない部分が現れた時、彼等の心の叫びが実に人間味を帯びて見ている者の感情を揺さぶります。やり方が乱暴だったりする事もあるけど 命あるものとしての正義 と、大切な繋がり を守る ためには立ち向かう強さも必要ゆえ。「理不尽」に抗いながら前を向く3人の美しい表情、サキタハヂメさんの音楽、すべてが完璧なこの世界観をぜひスクリーンで堪能して欲しいです。

なんとなく刺々しい世の中になっている今だからこそ、この作品を復活上映する事に意義がある気がする。群集心理を悪用するかのような印象操作が横行する日常に心が痛むことも多く、日々の暮らしは決して良い事ばかりではないけれど、温かい心が通じ合う瞬間もある。大切にしたい事・大切にしたい人を見失わずに生きて行こうとする信念まで失ってはダメだな…と思い直せる映画。 立派な青年になった鈴木福くんファンの方にもオススメ。憂い漂う美しいベム（亀梨和也さん）とベラ（杏さん）に挟まれたベロ（福くん）はめちゃくちゃ可愛いゾ！ いろいろと泣けるけどね…（見たい！）

前回リクエスト時にも書いたかもだけど中毒性がある。私のような血ドバ系苦手でも推しの俳優仕事が見たくて通った映画館。初回は予告で学習した場面が来ると視線を落としたり薄目だった。けど3度目辺りから正視出来るようになって、全てが意味のある要素と理解出来ていた。正直、インプレッサのマクリ具合とか横転とかツッコミどころはあるけど、とにかくもう一度大きなスクリーンでシートにうずもれながらあの狂気とスリリングな展開からの人間模様に浸りたい。美形サイコパス弁護士が徐々に壊れて人間味に苛まれて行くサマや悲哀と生きる事の意味、壊れずに最後までサイコパスな外科医と愚直な美人プロファイラーが発する心の声、ひたすら愛されたかった婚約者が歌う おひさまあたれ 、シリアルキラーとして圧巻の演技で作品を翻弄した怪物の正体と対峙するクライマックス…、すべてが中毒性を放つ。エンドロールに流れるSEKAI NO OWARI が歌う 深海魚 は最高だ。

「このミス大賞」受賞作品の映画化。中毒性があるんですよ、この作品。冒頭から衝撃的。サイコパスvsシリアルキラー、美しいサイコパス弁護士 二宮彰だから、ってだけじゃない。サイコパス外科医 杉谷、聡明なプロファイラー 戸城、二宮の幼馴染である剣持、二宮の婚約者 映美、怪物…etc.それぞれが個性爆発。原作を読んだ人々が驚愕するラストシーン。読まずに没頭していた人々は涙目。劇場のシートに沈み込みながら、エンドロールに流れるSEKAI NO OWARI【深海魚】を聴いて欲しい。歌詞の一つ一つが心に沁みます。