3D映像で今こそリバイバルしてほしいカルト作です。90年代に六本木でリバイバルしたことがありますが、初日の映写ミスで完全な形で鑑賞されず、後にクレームを入れた記憶があります。74年の公開当時は成人指定扱いで、丁寧にもポスターには残虐描写が著しいためと表記されていました。今だとR15での審査基準になりそうな描写だと思います。立体映像を意識したような構図も見受けられますが、退廃感のある雰囲気は80年の「カリギュラ」とも共通しているかも･･･ 3D映像はこのころは赤と青のアナグリフ方式での作品も多数ありましたが、90年代のリバイバル時は現在の3Dメガネとほぼ同じタイプでした。今の素早い動きの3D映像に食傷気味なので、 旧作の3D上映も、もっと普及してほしいです。