スターウオーズの出会いは中学生の頃、Ｎ○Ｋ衛星映画劇場だったと思います。三夜連続字幕での放映。テスト勉強で夜更かし(9時迄に寝てしまう健康優良児だけに)してみてました。それまでは、この映画怖かったんです。ダースベーダーにトルーパー、お化けみたいな皇帝。首は絞めるし、手首落とすし、電撃出すし『コ〜パーっ』という呼吸音。子ども心に不気味で…。でも、中学上がって習い始めた英語、漢字が読める字幕、CM無しという好条件から、一晩でハマってしまったんです。ルークを演じるマーク・ハミルさんにも惚れました。2夜、帝国の逆襲をみてジェダイの復讐を撮ることにし、時間があればエンドレス。特に、マントを被ったルークがジャバのアジトに入っていくシーンからタトゥイーンを脱出するまでサンドクルーザーでの立ち回りを何度も何度も。他にも気に入っているのは、エンドアでのスピーダーバイクのチェイスに、可愛いイウォーク族のゲリラ攻撃、R2-D2の活躍、ヨーダの死にルークとともに胸が締め付けられそうで、レイアとの秘密に驚いて…。親子と知りながら葛藤を抱いての対峙。何と言うか、最新のスターウオーズでは観られない不器用なキャラ全部にある見せ場と言うか、見え隠れする個々の錯綜する想い。濃くて懐かしい、けど目劣りしないあの物語を映画館と言う空間で観てみたいです。