映画無限列車は見所も満載なら泣き所も実に満載。原作が唯一無二のものなので、基本的にアニメのオリジナルシーンは好まないのですが、あのシーンだけは別でした。煉獄さんの鎹鴉である要が、涙を浮かべて朝空を飛ぶあのシーンだけは。煉獄さんが息を引き取り、炭治郎達がそれぞれの想いを抱えて泣くシーンでもう泣き所は終わったと思っていたのに、まさか…まさかあの場面で鎹鴉の涙が来ようとは。完全に不意をつかれた私は再び号泣。あんなに泣いたのによくこんなに残っていたなと思う程に流れる涙。ハンカチも酸素も追い付かず、冷たいしクラクラするしでそれはもう大変でした。ロングラン上映中にファンブックが発売されて、煉獄さんを始め柱の面々の素顔や裏話を知っていくようになり、その知識を抱えて映画を観るとまた新たな場面で泣く始末。今回また映画館で逢えた時はどうなんだろう。新たに得た知識は無いけれど、その分熟成された知識と想いがある。 取り敢えず、肌触りのいいタオルハンカチを数枚新調しようと思います。