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ゲキ×シネ「ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII」 を映画館で観たいワケ

  • No Name No Name
  • やっぱり元気が出る。年始早々の、この日本らしい歴史上の設定に、上手くアレンジをかけたこのパンクな世界観。。こんなにわかりやすく、そして派手、華やかな演劇はあるだろうか。。何度観てもお祭り騒ぎで胸が躍る。けれど、しっかり泣かせてくれる、緻密なストーリー。本物の歴史とファンタジーの過去の歴史の劇中の中で、つい先代の人間の考えてきたことに想いを馳せるようになったのも、何度も観ているからなのか。どこまでが真実で、どこからが架空のものなのか、とにかくロマンを感じざるを得ない。今となっては過去の作品、過去の人、永遠のレジェンドとなった三浦春馬さん。。それなのに、今尚、躍動的に、劇中で生き続けている。それも、とても望まれて。。観劇する人々は、きっと毎回、その瞬間を喜びを噛み締めるように、瞬きも惜しむよに見つめている。やはりどんな瞬間の表情も明智心九郎そのもので、毎時間3時間あまり、明智心九郎として生きたのだろう。五右衛門も、猫の目お銀も、誰もが、その人物として生き、輝いている。こんなに派手に、お祭り騒ぎに、しっとりと、最後は爽快な気持ちにさせてくれる、時代劇の舞台はなかなか無いだろう。なんといっても、やはり、明智心九郎の三浦春馬さんは美しき武士、これほど魅力的なゲスト主演になれる人は、稀だと、今回も溜息混じりに思う。 新年に、明智心九郎に逢えた、この五右衛門ロックIIIに出会えたのは、とてもラッキーだったのかもしれない。会場は、満席。 どうか、この始まりと共に、全国へ遠征に向かって欲しい。平和のために。これは、心九郎の平和への想いが詰まっている。そして、三浦春馬さん本人も、平和を願う人だった。

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