私は映画を見て初めて置き去りにされてしまった動物達のこと知りました。被災者の中には、飼い犬や猫や牛達を不憫に思い体調を崩す方もおられると思います。動物達も家族です。一刻も早く救出されるように祈るばかりです。移動できない大型動物や家畜は一世代限りの命を守るべきです。飼い主でもある被災者の皆さんの不安を解消するためにも、多くの方にご覧いただき作品によって伝えていただけたらと思います。

被災地で犠牲になり見捨てられた動物に手を差し伸べるのも、やはり人。愛護の目線ではなく動物の権利を考える気持ちで観て欲しい。

先日、映画に登場している飼い主さん達とお話をする機会がありました。「うちの子と同じような悲劇が繰り返されないように、沢山の飼い主さん達にもみてもらって改善されていったら嬉しい」とおっしゃっていました。現実におこってしまった事、少しですが、一緒に受け止めて考えるきっかけになるといいな～

震災では、人間だけでなく動物も被災しました。ちょっと考えたらわかる事だけど知らない人が多い。 もしも自分が被災したら・・・大切な家族であるペットを守れるのか？ 被災地の動物を救いたいと奔走するボランティア、ペットを亡くした被災者、ペットと別々の生活を余儀なくされている被災者、そして原発近くの全頭殺処分を言い渡された牛たち・・・ 日本が世界に誇れる国であるかどうか、大きな問題提起をしている作品であると同時に、何があっても愛犬・愛猫を守る！と決意させてくれる作品です。 多くの人に見て、知って、決意してもらいたいので映画館での上映を望みます。