最後のドックン、ドックンの音はお二人の心臓の音だそうです。 是非、大きな音量で聞いてみたい！！

綾野剛さんの主演作の中でも特に好きな作品のひとつです。単館向きですが綾野さんの独特の雰囲気が活かされたキャスティングで、都会ならありそうなちょっと不思議なストーリー。女性に自分を投影してみたり、迷い猫みたいな哲夫に恋してみたり…いろんな楽しみ方ができます。DVDも出ましたが、ぜひスクリーンでこの世界に浸ってみたいです。

最後のセリフ「世界中にはまだ始まっていない恋がたくさんある」と言って５日間お世話になった隣人を腕いっぱい手のひらいっぱい広げて抱きしめるところは哲夫の気持ちの大きさを感じます。

綾野剛さんの映画はすべて映画館で見てみたいです。この頃まだ綾野剛さんに出会っていませんでしたから。

公開からいまだＤＶＤ化されていません。 もう一度映画館で観たい！！ 綾野剛が見たい！