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のんちゃんのり弁 を映画館で観たいワケ

  • 匿名 匿名
  • これは、ドラマの映画化。要するにダイジェスト版。 ドラマを観た人の意見によると、物足りなさでいっぱいのよう。 確かに、ダイジェスト版特有の端折った感は否めない。 僕はドラマを観ていないけれど、ダイジェスト版って大体分かる。 ここに何かが足りない、とか、「あれ?今の流れ、何だ?」とか。 注文はたくさんある。 ここはこうであって欲しかった、・・・んー、例えば「のり弁」について、もっと語って欲しかった。 前半はあれほど詳しく、のり弁について熱く語っていたのに、 途中であっさりなくなった。 どこが最も訴えたい部分なのか、きっとドラマとは違うのだろうと思う。 痴話喧嘩のシーンは少し長過ぎたし、写真屋の息子はもうちょっと深く突っ込んでいい。 あまりに多数の面接のシーン、半端なラブシーン、その辺のバランス。 ただ、僕がこの映画の設定の中で特筆すべき点を、まず挙げるならば、 あのバカ亭主が子煩悩であり、娘が父親に非常に懐いている。 そして、店の親父。これもいい。余計な科白のない、それでいて存在感がある。 でも、それでも、全体として雰囲気が非常に心地良い。 そりゃ、ちょっとハラハラするシーンもあるけれど、この手の主人公はこうでなければならない。 世間知らずなくせに、正義感が強く、真っ直ぐで素直、正直、思い込みが激しい。王道なのだ。

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