現在上映中のブレイブ群青戦記の中でアメフト部の主将が囮になって槍でめちゃめちゃ打たれるシーンを見たら、プラトーンの最後のシーンを思い出しました。 同時に「トラックス・オブ・マイ・ティアーズ」も思い出し、せつなくなりましたが、なんだか再度見たくなりました。悲惨なベトナム戦争の映画ですが、劇場に3度も見に行きました。昨年末までの間、同じ映画をリピートしたのはこの映画だけです。なぜ3度も見たくなる映画だったのか、再度見て確認したいなと思います。

オリバー・ストーン監督の実体験がリアリティーを出している。主演のチャーリー・シーンよりウィレム・デフォーとトム・べレンジャーのほうが印象に残っています。エリアス軍曹とバーンズ軍曹の確執、極限に置かれた人間心理、戦争の惨たらしさがリアルに描かれていたと思います。いまでも浮かぶシーンは、ポスターやビデオ、DVDの表紙になっているエリアス軍曹のあの場面です。｢プラトゥーン｣は劇場で２回観ました。同じ戦争映画を２回観たのは初めてでした。当時、何か胸にうったえられたんだと思います。