JavaScriptを有効にして再度アクセスしてください。

不思議な世界の物語 を映画館で観たいワケ

  • 観音庵 観音庵
  • 1962年制作、世界初のシネラマ映画(「西部開拓史」に次いで二番目に制作されましたが、公開は一番目)です。私が愛してやまない映画、誰にでも安心してお薦めできる、心温まるファンタジー映画です。 この映画を始めて観たのは、日本での公開時、大阪のシネラマ上映館OS劇場で、恐らく1964年のことだと思います。当時中学生であった私は、その巨大な湾曲スクリーンの映像に圧倒され、かつ愛とファンタジー溢れるドラマの魅力に取り付かれたのでした。 それ以来、もう一度この映画を観たいと思ってはいたのですが、日本版のVHSやLDもずっと品切れになっており、私にとっては幻の映画となっていました。 デジタル再発売されない理由としては、制作元のMGMのフィルム倉庫が浸水事故に遭い、この映画のオリジナルフィルムが損傷して、復元することが困難になってしまったらしい、とか、残っているフィルムもあるが、デジタル化費用を回収するだけの販売目途が立たないので実現は難しい、などの記載がネット上で見られます。何れにせよ、今後、日本のテレビで放映されたり、デジタル再販売される可能性は殆どない、らしいのです。 しかし、最近になって、4k復元作業が来年4月のシネラマドーム(ロスアンジェルス)での上映に間に合うように進んでいる、との情報を海外のファンサイトから得ました。少なくとも、アメリカでのBDの販売は実現しそうです。日本でもこの映画のファンが広がることを大いに期待します。

貢献度ランキング

ページの先頭へ