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462位
230 pt
上映リクエスト受付中
まず私はこの作品が劇場で放映出来る可能性がある事に驚きました。 劇場版の可能性があったVHSも声優さんの表記が劇場版だったものの観てみるとTVアニメバージョンだったりと、正直劇場版が映像媒体化しているのか不明瞭だったからです。 ですが、当時の雑誌等から伝わる原作へのリスペクトや愛、情熱を感じる度に「一度でいいから是非劇場版を観たい」という気持ちを募らせていきました。 ある日此方のサイトにて上映の可能性がある事をお教え頂き、堪らなくなり投稿させて頂いた次第です。此方にて候補に上がっていると言うことは、劇場版のフィルムが現存している事は確実ですので、それを知れただけでも本当に嬉しいです。ありがとうございます。 さて、此方の作品ですが、原作は水島新司先生の「野球狂の詩」屈指の名作エピソード「北の狼 南の虎」です。野球狂の詩と言えば長期連載された水原勇気編をまず思い起こされる方が多くと思います。ですが短編エピソードも負けず劣らずの傑作揃いで、その中でも水島先生が「あれこそ水島野球マンガと呼んでいいものだと自負している」「三部作くらいで終わらせずに長期連載にしたかった素材」と仰っていた作品が「北の狼 南の虎」です。 原作では三部作、テレビアニメは1時間番組で二部作、そして劇場版はそのテレビアニメを再構成、アフレコも撮り直し、一部声優さんの変更、実況もアナウンサーの方にお願いされた、所謂リメイク版となります。 主人公火浦健の生い立ち、立ちはだかるライバル、絡み合う運命…原作の完成度の高さや、当時の読者調査で1番人気があったエピソードという事で、プレッシャーは多かれ少なかれあったであろう事は考えるに難しくありません。が、アニメ制作陣の凄まじい情熱(このエピソード用にOPEDがあり、原作から絵コンテおこし、シナリオ制作、原画制作と当時では普通ではない手法を取り、早々に劇場用プリントを用意されていたり、原作イメージを表現できるアニメーターさんお一人が五ヶ月掛けて全カット作画というこのご時世では考えられない試みを行ったり…)が結果としてファンの圧倒的支持を得て映画化へと至ったのだろうと思います。 映画館で観たい訳としては正直に言うとまず映画館でしか観る術が無いから、になってしまいます。 ですが当時のファンの方々が体験した劇場版を映画館で観るという追体験出来ますし(正直同時上映の未来少年コナンがあってもいいレベルです)何よりファン同士が集い、感動を分かち合う事が出来ます。全ての作品に通ずると思いますがそれはこれ以上無い贅沢だと思います。叶うなら是非、水島作品を愛するファンの方々とずっと観たかった劇場版を同じ空間で観させて頂きたいです。 最後になりますが水島先生の作品が好きなファンの方や、作品に触れる機会を得れていない方々の目に止まり、少しでも興味関心を持って頂けたらと思います。
2022年04月16日 13:01
この映画の良い所をどんどん広めてファンを増やそう!
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※ランキング上位の作品から上映候補作品に追加されます。上映候補作品の中からドリパスが上映イベント開催の準備を行ってまいります。
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まず私はこの作品が劇場で放映出来る可能性がある事に驚きました。 劇場版の可能性があったVHSも声優さんの表記が劇場版だったものの観てみるとTVアニメバージョンだったりと、正直劇場版が映像媒体化しているのか不明瞭だったからです。 ですが、当時の雑誌等から伝わる原作へのリスペクトや愛、情熱を感じる度に「一度でいいから是非劇場版を観たい」という気持ちを募らせていきました。 ある日此方のサイトにて上映の可能性がある事をお教え頂き、堪らなくなり投稿させて頂いた次第です。此方にて候補に上がっていると言うことは、劇場版のフィルムが現存している事は確実ですので、それを知れただけでも本当に嬉しいです。ありがとうございます。 さて、此方の作品ですが、原作は水島新司先生の「野球狂の詩」屈指の名作エピソード「北の狼 南の虎」です。野球狂の詩と言えば長期連載された水原勇気編をまず思い起こされる方が多くと思います。ですが短編エピソードも負けず劣らずの傑作揃いで、その中でも水島先生が「あれこそ水島野球マンガと呼んでいいものだと自負している」「三部作くらいで終わらせずに長期連載にしたかった素材」と仰っていた作品が「北の狼 南の虎」です。 原作では三部作、テレビアニメは1時間番組で二部作、そして劇場版はそのテレビアニメを再構成、アフレコも撮り直し、一部声優さんの変更、実況もアナウンサーの方にお願いされた、所謂リメイク版となります。 主人公火浦健の生い立ち、立ちはだかるライバル、絡み合う運命…原作の完成度の高さや、当時の読者調査で1番人気があったエピソードという事で、プレッシャーは多かれ少なかれあったであろう事は考えるに難しくありません。が、アニメ制作陣の凄まじい情熱(このエピソード用にOPEDがあり、原作から絵コンテおこし、シナリオ制作、原画制作と当時では普通ではない手法を取り、早々に劇場用プリントを用意されていたり、原作イメージを表現できるアニメーターさんお一人が五ヶ月掛けて全カット作画というこのご時世では考えられない試みを行ったり…)が結果としてファンの圧倒的支持を得て映画化へと至ったのだろうと思います。 映画館で観たい訳としては正直に言うとまず映画館でしか観る術が無いから、になってしまいます。 ですが当時のファンの方々が体験した劇場版を映画館で観るという追体験出来ますし(正直同時上映の未来少年コナンがあってもいいレベルです)何よりファン同士が集い、感動を分かち合う事が出来ます。全ての作品に通ずると思いますがそれはこれ以上無い贅沢だと思います。叶うなら是非、水島作品を愛するファンの方々とずっと観たかった劇場版を同じ空間で観させて頂きたいです。 最後になりますが水島先生の作品が好きなファンの方や、作品に触れる機会を得れていない方々の目に止まり、少しでも興味関心を持って頂けたらと思います。
2022年04月16日 13:01