ミステリー映画の巨匠、アンドレ・カイヤット監督による、家出少年とヒッピーの逃避行を描いた青春ロード・ムービー。 2023年に亡くなったジェーン・バーキン氏の出世作でもあり、後の夫となるセルジュ・ゲンズブール氏が、音楽を担当している。 「パリの五月革命に幻滅した青年オリヴィエは、離婚した父親から養育費を受け取るためにカトマンズへと向かった。 旅の途中でヒッピーの娘ジェーンと出会い、やがて愛し合うようになるが、麻薬と金銭をめぐる悲劇が彼らにふりかかる…。」（映画ナタリーより） わが国においては、当時配給していた会社の倒産や、フィルム紛失などもあり、長らく上映されることはなく、ソフト化もされてこず、中々観るチャンスのない伝説的な映画ではあるが、今回、ジェーン・バーキン追悼の意をこめて、ぜひ映画館で上映していただきたいです。