楽器職人の子に楽器の演奏は許されない、これはインド独特のケースに思われるかもしれない。 しかし、女/男だから、家が〇〇だから、若いから/年だから、など誰にでも何処にでも主人公ピーターの身に置き換えることができる。 観る側の感じ方であらゆる枠が消え、心を解放してくれる、名作にはその力があり、この作品もそのひとつだと思う。

インド映画好きな方はもちろん、音楽好き、旅好きほか"推し"がある・いる方全ての方に観たいただきたいインドの社会問題も取り上げつつ誰が観ても楽しめる青春映画です